変化技1on1
11/5追記
Tier表変更
S ルージュラ サニゴーン エーフィ ネイティオ ヤミラミ ミュウ
A 黒バド ミミロップ マタドガス カビゴン エルフーン エンニュート オーロンゲ
B ヒヒダルマ ゲンガー ミュウツー ココロモリ フーディン ニョロトノ ププリン
思考メモ
ルール:
https://tetspond.hatenablog.com/entry/2022/10/09/140413
・変化技のみ
・伝説・幻使用可能
・過去作限定技使用禁止
まず初めに結論だが、全ての型に対応できるポケモンは存在しないため、ある程度は割り切り、環境に多いと予想される型(先制挑発、滅び、チョッキすり替え)と五分以上で戦える型・技構成が強いと考える
変化技1on1にて勝利する手段として
・悪あがきによる自滅を狙う(挑発、封印、不器用チョッキトリックなど)
・定数ダメージで削り切る(どくどく、呪い、宿り木、くっつきバリトリックなど)
・滅びの歌による滅び(ほろびのうた)
・自然の力や悪あがき、指を振るによって相手を殴り倒す
が想定される
自らが用意した勝ち筋をいかに通すかが勝負となる
また、ダイマックスの存在により定数ダメージなどは確定ターン数がずれる
環境形成としては
・高速挑発(封印)型(黒バドレックス、ミュウツー、ミュウなど)
・悪戯心先制挑発型(エルフーン、レパルダス、オーロンゲ、ヤミラミなど)
・鈍感・アロマベールポケモン(エンニュート、ルージュラなど)
・化学変化ガス型(マタドガス)
・スカーフトリック型(エーフィ)
・滅び型(サニゴーン、ゲンガー、ププリンなど)
・ゴリラ型(カビゴン、ガラルヒヒダルマ、ザシアン、ゴリランダーなど)
・その他型(粘着型、防音型、型破り型など特定の型への強力なメタ)
などが存在する
上記2種類以上の要素を併せ持つポケモンも多い
参考:https://mieiyoutube.hatenablog.com/entry/2020/07/12/233000
それぞれの戦術・優位点・弱点を列挙していく
・高速挑発(封印)型(黒バドレックス、ミュウツー、ミュウなど)
先制挑発(封印)で相手を縛り悪あがき反動ダメージで倒す型
対策が豊富にあるが、逆に言えば対策をしていなければ先制挑発で必ず負ける
ミュウはこの型の亜種となり、封印→変身で相手の全技を封じることが出来る
弱点:先制挑発(封印)、マジックコート、メンタルハーブ滅び、鈍感、不器用チョッキすり替え、ゴリラなど
上記対策としては
高速挑発型→封印
マジックコート→択を通す
滅び→トリル
鈍感→宿り木、状態異常
不器用チョッキすり替え→身代わり
ゴリラ、状態異常→眠る
などが存在する(もちろん相手もそれを想定しているが)
環境に最も多いことが予想されるが、黒バドレックスミラーになった際は同速勝負となることがネック
ミラー対策としては宿り木を所持することで優位に立てるが、眠る持ちには不利を取る
・悪戯心先制挑発型(エルフーン、レパルダス、オーロンゲ、ヤミラミなど)
悪戯心で先制挑発を打てるため挑発ミラーに強い
高速挑発型の上位互換であり、高速挑発型はこの型に勝てる構成にしなければならない
エルフーンは宿り木持ち、レパルダスなどは悪タイプという優位点を持っている
弱点・対策は高速挑発型とほぼ同じなため割愛するが、悪タイプにtod以外で勝てないことが追加されているため完全な上位互換ではない
・マジックミラー・鈍感型(エーフィ、エンニュート、ルージュラなど)
特性により挑発が効かないため、相手の挑発を考慮しなくても良く、更に持ち物が自由であることが強み
勝ち筋を挑発による悪あがき自滅に一任している型を完封することが出来る
毒や霰、眠るによりHPを優位に保ち、削り切るもしくはTODでの勝利を狙う
弱点:
不器用チョッキすり替え、呪い、化学変化ガス、特性変更技(悩みの種、シンプルビーム、スキルスワップなど)
上記対策としては
不器用チョッキすり替え→先制身代わり
呪い→挑発などだが基本不利
化学変化ガス→先制挑発
特性変化技→先制挑発
挑発が利かないため柔軟に対応することが出来、持ち物が自由であるためスカーフトリックなどでPP切れを狙うことも容易
挑発を持たない場合別の詰め筋を用意する必要がある(毒、霰などの定数ダメージ、スカトリによるPP涸らしなど)が、眠る持ちには不利を取りやすい
・不器用チョッキトリック型(ミミロップ、ココロモリ、ゴルーグなど)
チョッキをトリックして相手を機能停止にし、悪あがきでの自滅勝利を狙う型
滅び以外の低速ポケモンには全て有利を取れる
ミミロップはマジックコートを所持しているため、先制挑発型に有利な択勝負を仕掛けることが出来る
多くの場合トリックにてメンタルハーブを奪うことが出来るため、相手の初手挑発にも対応できている
弱点:
初手滅び・呪い、先制挑発・身代わり・特性変化技(スキスワ・悩みの種)、化学変化ガス、粘着、ゴリラ
上記対策としては
初手呪い→眠る
先制身代わり→挑発をマジックコート
特性変化技→すり替えが決まれば勝ち、そうでないなら負け
化学変化ガス→負け 当たらないことを祈る
粘着→不利だが眠るでTOD勝負、挑発持ちは挑発をマジックコート出来なければ負け
ゴリラ→B振り+眠る(腹太鼓カビゴンには不利)
今環境ではココロモリ・ゴルーグはマジックコートを覚えないため基本的にミミロップのみが環境に存在する
有利不利がはっきりしているため、参加者が選択するポケモンによって勝率が大きく変わることが予想される
ミミロップは本環境トップメタのため本来であればtierSだが、ミミロップメタのため身代わり持ちが多くいると想定されるため、挑発をマジックコート出来なければ不利なのでtierは1ランク下がると考える
・化学変化ガス型(マタドガス)
化学変化ガスで相手の特性を無効にし、有利に立回る型
ミミロップ、エーフィ、鈍感などの特性に依存している型に強く出ることが出来る
技構成は
毒毒/挑発/鈍い/眠る だろうか
最遅マタドガスで鈍いを2回積むことで、実数値29となり、最遅サニゴーンを抜くことが出来るため、サニゴーンには挑発から入り
滅び→鈍い鈍い鈍い(眠る)で勝ち
呪い→挑発を再度入れて鈍い→眠るで勝ち
弱点:先制挑発、眠る、最遅滅びププリン
上記対策として
先制挑発→ほぼ負け
眠る→負け
最遅ププリン→鈍い3回積んでも抜けないため負け
・スカーフトリック型(エーフィ、黒バド、フーディン)
スカーフをトリックすることで相手を機能停止にする型
エーフィはマジックミラーで挑発無効、黒バドやフーディンに関しても相手がメンタルハーブを持っている可能性が高いため、トリックでメンタルハーブを奪い挑発を防ぎ、次ターン封印でケアすることが出来る。
エーフィは相手を詰めることが出来ないため、PP切れによる悪あがきでの自滅待ちもしくは眠るでのTOD
黒バド、フーディンは前述の通り挑発にて相手を機能停止にすることが勝ち筋となる
弱点:ミミロップ(チョッキを貰ってしまうため)、先制身代わり、化学変化ガス、ゴリラ(ザシアン、ヒヒダルマ、ゴリランダー)、粘着、自然の力トラアタ追加効果
上記対策
ミミロップ→負け
先制身代わり→負け
化学変化ガス→挑発で負け
ゴリラ→急所以外基本有利
粘着→負け
自然の力トラアタ追加効果→ケアは不可能なためお祈り
・滅び型(サニゴーン、ゲンガー、ププリンなど)
滅びの歌で勝つ型
3ターンで終了するためTODがなく精神衛生上良いところも好感を持てる
初手挑発、チョッキトリックをされても1度は行動できるため、先手で滅びを撃つことで相手の処理を悪あがき自傷や状態異常に一任している型全てに有利を取れる
元々速いポケモン(ゲンガーなど)で使う場合はトリックルームなどを絡めるのが基本となる
相手が対策をしていなければ必ず勝てる
弱点:防音、トリックルーム(トリックルーム封印)、S操作(主に鈍い)
上記対策
防音→滅び以外のルートを用意(呪い、挑発など)
トリックルーム(トリル封印)→負け
S操作→かなしばり、歌うなどS操作をさせない
非常に強力だが、環境に多いと予想されるトリル黒バドなどに不利を取る事がネック
マジックガードで呪いや毒などの定数ダメージを無効にし、勝ち筋をそこに頼っている型に強く出る型
くっつきばりトリックや毒毒玉サイコシフトなどで相手を削ることで相手を詰める
フーディンは挑発トリル封印
シンボラーは毒毒玉サイコシフト
で各々勝ち筋がある
弱点:先制挑発、化学変化ガス、スカーフトリック、ゴリラなど
対策
先制挑発→負け
化学変化ガス→眠る
スカーフトリック→挑発
ゴリラ→高速再生技
・ゴリラ型(ガラルヒヒダルマ、ザシアン、腹太鼓カビゴン、ゴリランダーなど)
真正面から相手を殴り倒す型(※このルールは変化技1on1です)
いくつかのタイプに分かれている
1)チョッキを持ち初手から悪あがきを撃つ型(ガラルヒヒダルマ、ザシアン)
2)自然の力で戦う型(ゴリランダー、サニゴーン)
3)腹太鼓からの悪あがき、もしくは指を振るで戦う型(カビゴン、ニョロトノ)
自然の力はトライアタックになるのでゴーストタイプに無効となる
悪あがきはタイプ不一致威力50の物理技で計算される
弱点:
悪あがき型→先制身代わり、定数ダメージ+高速回復技、スカーフトリック、滅び、B振り
対策
殴り倒すのを祈る
メジャーな型は以上だが、他にも筆者の知識を超えた型も多くあり全てを検討しきれない。
想定外の型に当たった時に勝ち筋を安定して通せるかも最強論争の焦点の1つになるだろう。
以下主観によるTier表
下位互換は省略している
型によって有利不利が分かれるため左右での強弱無し
Sの基準は複数のA以上に明確な勝ち筋を持っているポケモンである
以下Sランクの個別評価、Aランク以下の総評
tierS
・黒バドレックス@メンハ BS
環境
型によって有利不利が違う
同速勝負に勝ったほうが勝ちという場面が多くなる
※スカトリエーフィに対してはお互いトリックを打ち続けるので、
トリックのPPが切れたタイミングでエーフィがスカーフを所持しているためエーフィ負けだが、黒バドのトリック読みでエーフィがトリック以外の技を選択した場合、最終的にトリックのPP勝負となる
・お互いのトリックのPPが切れたときにスカーフを所持しているほうの負け
・スカーフトリックを先制で撃たれた際にトリック以外の行動を行っていた場合負け
鈍感ポケモン(エンニュート、マンムー、ルージュラ)には宿り木型以外だと負け
①挑発封印トリルトリック@メンハ BS
基本形、自身より遅い挑発持ち、滅びは完封
ミミロップ(マジックコート持ち)、呪いサニゴーン、腹太鼓指カビゴン、鈍感勢に不利
同系統黒バドに同速勝負
②挑発宿り木身代わりトリル@メンハ BS
自身より遅い挑発持ち、滅びは完封
ミミロップ(マジックコート持ち)、呪いサニゴーン、封印変身ミュウ、太鼓指カビゴン、鈍感勢に勝てる型
ゴリランダー、悪戯心エルフーン(オーロンゲ)、スカトリエーフィ、挑発封印+眠る型に不利
③挑発封印眠るトリルorトリック@メンハ BS
宿り木身代わり型に勝てる
自身より遅い挑発持ち、滅びは完封
呪いサニゴーン、ゴリランダーに勝てる
◎黒バドレックス総評
トリルを切った場合
→滅びに負け
トリックを切った場合
→エーフィに負け
封印を切った場合
→封印黒バド、ミュウに不利
宿り木を切った場合
→サニゴーン、カビゴン、鈍感勢に負け
身代わりを切った場合
→ミミロップに不利
・サニゴーン@メンハ BC
滅び呪い自然の力眠る
このゲームにおける勝ち筋を複数持つことが出来るポケモン(滅び、呪い、自然の力)
これにより広い範囲の型に五分以上を取ることが出来る
チョッキすり替えにも先制挑発にも1ターンの猶予があるため、滅びもしくは呪いを撃つことで有利に進められる点が非常に強力
有利:動くことが出来れば基本的に誰でも有利
不利:眠る持ち、呪い封印ゲンガー、定数ダメ+トリル、マジックガード+トリル
・ミミロップ@チョッキ BS
確定:すり替えマジックコート眠る
選択:アンコールまねっこ身代わり
不器用チョッキすり替え+マジックコートでミミロップより速い挑発持ちに有利な択しかける
有利:低速ポケモン全般、高速挑発型全般
不利:先制身代わり、先制悩みの種などの特性変化技、腹太鼓カビゴン
負け:鈍感+先制身代わり、滅び、化学変化ガスマタドガス
・エーフィ@スカーフ HBS
トリック眠るトリルスキスワ 腕白H100B252S148
最速黒バド抜き
HD-
特化サニゴーンのしぜんのちから(トライアタック) ~44.4%
特化ゴリランダーのGFしぜんのちから(エナジーボール) GF回復込で急所考慮83.2%2耐え
マジックミラーで相手の挑発を考慮しなくてもよく、先制スカーフトリックで技を縛って悪あがき自滅を狙う
滅び相手にもスカトリしてトリルで勝ち
多くの相手に有利を取ることが出来る非常に強力な型
相手の悪あがき自滅orTODが勝ち筋なため、自然の力や太鼓チョッキ悪あがきをメインで戦う相手には不利を取る
有利:基本的にほぼすべてのポケモンに理論上有利
不利:先制身代わり(エルフーン、オーロンゲ)、粘着、不器用チョッキミミロップ、自然の力サニゴーン、腹太鼓カビゴン、腹太鼓ガラルヒヒダルマ
・エンニュート@メンハor1/3木の実orゴツメ BS
確定:挑発
選択:金縛りアンコ毒々身代わりいちゃもん眠る身代わり
鈍感により挑発、アンコ、金縛りなどの技を無効化することが出来、持ち物がフリーになることが最大のメリット
処理を挑発に頼っている相手を完封することが出来、毒タイプのため相手の毒々を無効化する
またミミロップより速いため上から身代わりを貼りすり替えを不発にすることが出来る
挑発の勝ち筋に加え毒々、金縛りアンコなどの複数の絡め手も行うことが出来る点も強力
不利:滅び、サニゴーン、ミュウ、腹太鼓カビゴン、腹太鼓ガラルヒヒダルマ
・エルフーン@メンハ BS
確定:挑発、トリル
選択:宿り木身代わり眠るアンコ自然の力悩みのタネ
特性悪戯心により先制で挑発を撃つことが出来るため、悪タイプに何もできない点を除けば高速挑発型の上位互換
また特性すり抜けで身代わりを貼った相手にも宿り木を入れることが出来る点も注目
滅びにはトリル、呪い持ちにも宿り木+眠るなどで強く出ることが出来る
有利:高速挑発型、滅び、ミミロップ、スカトリエーフィ
不利:ゴリラ、封印変身ミュウ、鈍感
・マタドガス@メンハ ABorBS
確定:挑発
選択:毒々鬼火眠る鈍い
特性化学変化ガスが非常に強力で、一部の型(ミミロップ、エーフィなど)に圧倒的有利
ミミロップやエーフィの数によって評価が分かれるが、その2体にははず間違いなく勝つためSとした
また最遅にして鈍いを2回積むことで、最遅サニゴーン(実数値31)を下回ることが出来る(実数値29)ため、滅びから入ってくるサニゴーンにも勝つことが出来る
有利:ミミロップ、スカーフエーフィ、滅び
不利:特性に依存していない型
・ミュウ@メンハ BS
挑発変身封印トリル
封印→変身と入ることですべての型を封印することが出来る
ミュウより遅い型に非常に強い
速い挑発持ちに対してもメンハを盾に封印をすることで挑発を封じることが出来る
滅びに対しては変身せずトリルで勝つことも出来る
不利:高速挑発型、挑発封印型、呪い、腹太鼓カビゴン、腹太鼓チョッキダルマ
A以下総評
A
カビゴン…腹太鼓指を振る眠る鈍い
初手太鼓で全てを破壊する破戒僧
挑発されなければ指を振って全てを破壊する
指を振るの不安定さがあるためA
ガラルヒヒダルマ…腹太鼓@チョッキ
悪あがきで攻める Bにちゃんと振られていたり身代わりだったりでケアが効くためA
ゲンガー…挑発滅び呪いトリル封印etc型が豊富
高速挑発型 挑発封印黒バドにあまりにも弱いためA
レパルダス…やれることも多いし悪タイプなので悪戯心にも強い
封印滅びに弱いのでA
ルージュラ…鈍感トリル霰挑発あくまのキッスと優秀な技を覚える
ミミロップより遅い、挑発封印に勝てないのでA あくまのキッスがハマれば上位を脅かすと思う
ププリン…最も遅いほろび使い 金縛り歌う 色々きついが相手のトリルを歌うでケアできる点は注目 カビゴンが鈍い2回積んだら最遅ププリンを抜くことが出来る ゴリラにワンパンされる 勝ちきれないためA
B以下
何かしら一芸に秀でているがA以上のポケモンでも良い